AIに個人情報を話しすぎてない?怖い投稿を見て自分も確認してみた

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AIAI活用ChatGPT生産性向上セキュリティ
AIに個人情報を話しすぎてない?怖い投稿を見て自分も確認してみた
ChatGPTに個人情報を入れすぎていませんか?怖い投稿をきっかけに、AI活用歴のある筆者が自分の入力履歴を本気で棚卸し。安全なもの・危なかったものをリアルに公開します。

あの投稿を見て、正直ゾッとした

[あるポスト](https://x.com/tkzwgrs/status/2041779146830082502?s=20)が流れてきて、手が止まりました。

AIに個人情報を渡しすぎている――そんな内容です。

自分はWeb制作の仕事で 毎日のようにChatGPTやClaudeを使っています。 記事の執筆、デザインの壁打ち、キャリア相談、画像生成。かなりヘビーに頼っている自覚があります。

「自分もやばい情報を入れてないか?」

不安になったので、実際に棚卸ししてみました。同じようにAIを日常的に使っている方は、ぜひ一緒に振り返ってみてください。


実際にChatGPTへどんな情報を入れていたか

まず、自分がAIに入力していた内容を洗い出しました。

入れていたもの

  • キャリア相談(将来の方向性、スキルの棚卸し)

  • 将来の不安(収入、働き方、業界の変化)

  • 記事のネタ出し・構成相談

  • サイト改善の壁打ち(LP構成、導線設計)

  • デザインの相談(配色、レイアウト案)

  • 猫の健康相談

  • 家族の悩み

入れていなかったもの

  • クレジットカード番号

  • 住所・電話番号

  • 銀行口座

  • パスワード・APIキー

  • 顧客名簿

  • 本名と紐づく個人情報

改めて見ると「プライベートな感情」はかなり入れていたものの、 金融情報やパスワードは入れていませんでした。 ここは一安心です。

ただ、「入れていたもの」のリストを見て 「あ、自分もこんな感じだ」 と思った方は多いのではないでしょうか。


これは"安全寄り"だと判断したもの

すべてが危険というわけではありません。以下のような使い方は 比較的リスクが低い と考えています。

  • アイデア出し・ブレスト

  • 文章の添削・リライト

  • 壁打ち・思考の整理

  • 学習・調べもの

  • 雑談・軽い相談

  • 一般的なキャリア相談

理由はシンプルです。 それ単体では本人を特定しにくい からです。

「LP構成を考えてほしい」と聞いても、誰のどの案件かはAI側ではわかりません。「転職を考えている」と相談しても、日本中に同じ悩みの人がいます。

こうした使い方は、AIの強みを活かしつつリスクを抑えられるラインです。


逆に「これは危なかった」と思ったもの

ここが本記事の山場です。棚卸しをして 「これはまずかったかも」 と感じたものがいくつかありました。

スクリーンショットの貼り付け

管理画面のスクショを貼り付けてUI改善を相談しようとしたことがあります。でも貼る前に確認したら、 URL、メールアドレス、顧客名 がしっかり映り込んでいました。気づいてやめましたが、危なかったです。

何気ないスクショでも、背景に個人情報が含まれていることは意外と多いです。

Figmaのデザイン画面

未公開案件のデザインをスクショで共有しようとしたケースもあります。よく見ると、クライアント名、ロゴ、サービス名が そのまま見えている状態 でした。

守秘義務のある案件でこれをやったら、かなりまずいです。

GA4のデータ

アクセス数やコンバージョン率を貼り付けて相談しようとしたこともありました。これは クライアントの内部情報 です。

数字だけなら特定は難しいですが、サイト名やURLが一緒に映っていれば話は別です。入力前に気づいて踏みとどまりました。

問い合わせ管理画面

問い合わせフォームの管理画面を見せて相談しようとしたこともあります。名前・メールアドレス・電話番号。 個人情報の塊 です。

さすがにこれは即やめました。完全にアウトです。

AI共有リンク

ChatGPTの「会話を共有」機能。便利ですが、公開設定を間違えると誰でも見られる状態 になります。

もし上記のような情報を含む会話が公開されていたら、ダメージは計り知れません。


AIは危険なのか?

ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります。

AIそのものが危険なわけではありません。

考えてみてください。Google Driveにも機密ファイルを置いています。Slackにも社内情報を流しています。メールにも個人情報を書いています。

どんな便利なツールにも 「何を入れるか」の判断は必要 です。AIだけが特別に危ないのではなく、便利なツールほど無防備になりやすいだけです。

「AIが怖いから使わない」は、「車が怖いから乗らない」と同じです。リスクを理解して使えば、これほど強力な道具はありません。


必要なのは「AIを使わない」ことではなく「AIリテラシー」

これからの時代、AIを使わない選択肢は現実的ではありません。仕事でもプライベートでも、AIは当たり前のツールになっていきます。

大切なのは 「何を入力するか」を意識すること です。

判断基準はシンプルです。

> 「この内容が公開されても困らないか?」

これを入力前に一瞬考えるだけで、リスクは大幅に下がります。


まとめ

今回、自分のAI利用を棚卸ししてわかったことを整理します。

  • 比較的安全:アイデア出し、文章添削、壁打ち、学習、一般的な相談

  • 注意が必要:スクショ、未公開デザイン、アクセスデータ、管理画面、共有リンク

  • 判断基準:「公開されても困らないか」で考える

AIを恐れて使わないのではなく、 リスクを理解して賢く使う。 これがこれからのスタンダードです。

まずは自分のChatGPTの履歴を一度見返してみてください。「これ、大丈夫だったかな」と思うものが1つは見つかるはずです。

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